Macintoshのユーザーインターフェイスオブジェクトの中でも、メニューバーは素晴らしいものだと思います。常に画面のいちばん上にある安心感は、Macintoshの使いやすさの理由のひとつでしょう。Windowsはどうも使いにくい(^_^)
更に、頻繁に使うメニューにはショートカットが用意されています。アップルがきちんとガイドラインを作ってくれたおかげで、基本的なショートカットはほとんどのアプリケーションで統一されています。Windowsは...(^^;)
さて、便利な便利なショートカットにも、ひとつ不便なことがあります。メニュー項目は、使えないときにはグレー表示をして使えないことを自己主張します。これはメニューをプルダウンしてみれば一目瞭然なのですが、ショートカットではこれが分からないのです。例えば編集メニューの“コピー”では、Command+Cを押しても、果たしてコピーを実行してくれたのか、そのときコピーは使えないのか分からないことがよくあります。
DisableShortcutは、グレー表示されている、またはそのとき存在しないショートカットキーを押したとき、ビープを鳴らす機能拡張書類です。動作環境はシステム6.0.7以降です。実際には、もうちょっと以前のバージョンでも動くかもしれません。
DisableShortcutは、オプションキーとの組み合わせによるショートカットには効きません。また、アプリケーションによっては、それ自体にDisableShortcutと同様の機能を持っているものがあるようです。そういったアプリケーションではビープが2回鳴ってしまいます(^^;) ご了承ください。
Finderで、DisableShortcutのアイコンをシステムフォルダのアイコンにドラッグしてください。システム7以降では、自動的に機能拡張フォルダに入れられます。その後、Macintoshを再起動してください。
DisableShortcutはフリーウェアです。著作権は浅利哲が保有しています。配布は自由ですが、ホームページやBBS等に転載する場合には電子メールで連絡していただければ幸いです。
・機能拡張マネージャのパッケージ表示がおかしい問題を修正
・Finderのバルーンヘルプおよび機能拡張マネージャの情報表示を追加
・PowerPCネイティブに対応(FATバイナリ)
・アイコンの表示ルーチンを変更